自らの意思で道を選ぶ

2019年に入り最初の更新となります、今更ではございますが明けましておめでとうございます。

今年の抱負とか目標とかを明確に伝えたいところなのですが、今ひとつ定まっていないというか決意表明としては決め手に欠くことしかないので、少し視点を変えて「物事を合理的に解決していく考え方」について少し記したいと思います。

蓄積された経験やインプットする情報が増えてくると物事を点で見がちです。

うちで今ある環境で言うと「海外からの来店数が増えている」とか「ハード系のアクセサリーが売れない」や「単価が下がっている」だとか、そこだけに着目していると日々の業務が変化に対処することだけに時間を取られてしまい、本来やらなきゃいけない芯となる業務が滞ってしまいます。

当然のことですが、業務が滞ると業績が悪化し新たな問題点が増えてきます・・・要するに悪循環に陥ってしまうわけです。。。

ブランド運営や小売店経営に昔からよくある事例として「理想と現実とのギャップ」に右往左往してしまうという現象が多く存在します。

日銭を稼ぐことに特化するあまり理想的な姿からは遠くかけ離れた業態になってしまったり、理想像を大きく抱きすぎて現実を直視していなかったり、皆さんの近くでもそういった事例を抱える人を見たことがあるのではないでしょうか?

点となる課題や事例を無視することは良くないですが、小さなことに振り回される日々というのも褒められたものではありません。。。

手持ちの資金や持ち合わせている時間に余裕があれば、理想を追い続けることが正解だと思うのですが、弊社も含めて中小企業の大半は日々の業務をこなすことで精一杯となり、理想像を描く為の作業を先送りにしています。

時間や資金に余裕がない中でも仕事に優先順位をつけることはできますし、一つの対処が複数の問題点を解決してくれることはあります。

「点をつなぎ線にして、線をつなぎ面にする。」

点に対する対処よりも線に対する対処の方が効率良く作業を進めることができますし、日々の業務の全てを面への対処だけに特化することで全体を底上げすることができます。

逆を言うなら、業務の全てを面への対処に特化したとして、その先の結果が伴わない場合はビジネスモデルそのものが大きな欠陥を抱えているか、努力や作業量が絶対的に足りないだけなのでは?と近頃は考えています。

当たり前のことに思えるかもしれませんが、日々の業務に追われていると意外と意識して行動するのは難しいのです。

最近の自分自身を振り返ってみると物事を点で見すぎていた気がします。。。

2019年は「物事を面で見て、そこの対処に特化する行動や考え方をする」

もっと簡単に言うなら細部を意識するのではなく、店やブランドが良くなると自らが感じたことのみを全力で取り組もうと思っています。

とはいえ、何をするかはまだ決まっていませんw

欠落しているものを見つけて対処するというよりは、自分の力が最大限に発揮できることに時間も資本も集中させるというイメージです。

何を手掛けることが必要か?ということではなく、意識や考え方の問題だと思うんです。

長年この仕事に携わってきたわけですから、自分の感性を信じて突き進むしかありません。

そんなこんなで今年も既に1週間が経過しています。残すところ51週間っていうか358日、そして寝る間も含めて8,600時間ほどしか時間は残されていません。

なにか面白い姿が見せれるよう今年もあらゆることに全力で挑みたいと思いますので、どうぞ皆様の変わらぬご支援を宜しくお願い致します。



写真は自らの意思で道を選ぶ大切さが刻まれたメッセージリング「your fate ring」
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